HOME >> 桑の木保存活動

カイコの飼育に欠かせないパートナー。
桑の木の保存も私たちにとって大切な課題です。

桑の木保存への取り組み

養蚕業が盛んだった頃から昭和の終わりぐらいまで、扶桑町の随所に残っていた桑の木も今では数えるぐらいしかありません。
おかげさまでこのところ、少しずつではありますが皆様からの情報が寄せられるようになってきました。当会の存在がきっかけになったのであれば嬉しく感じます。
今後は、カイコ飼育希望者と桑の木所有者によるネットワークづくりなど取り組みの幅を拡げていきたいと考えております。

扶桑町中央公民館
    「ぷらねっと扶桑」が入っている扶桑町中央公民館におかれましては駐車場に植樹された桑の木の維持に毎年ご尽力いただいております。

家庭での小規模栽培実験

桑の木と言えば成育力が旺盛で根を大きく張るため、家庭の庭先での植樹にはあまり向かないと一説に言われております。
プランターであれば成長にある程度抑制が効く反面、葉の収量は相対的に落ちてしまいますが、果たしてチリも積もれば山となりますでしょうか?
その効果の度合いを見定めようと当方でもただいま実証実験中です。

プランターで桑の木
    苗木から始めてまだ1年目。
    現時点でこのような様子ですが今後どこまで成長できるのか。
    とりあえずカイコさんへの"試食"結果は良好です。
桑の実も収穫できます
    食用で桑の実が楽しめる「メディベリー」という品種の桑も試してみています。
    カイコ飼育以外の楽しみ方も模索中。

桑の葉そのものの利用にも注目

かつて当会の前身が「ふそう町民まつり2014」での企画出展を手掛けた際にも、桑グルメ紹介という1コーナーを設けました。

桑グルメの紹介
    扶桑町において桑の葉利用に取り組む事業者様を紹介。
    桑茶、和洋菓子、ピザなどの各店舗商品を取り上げました。

現状で見たカイコ飼育ニーズだけでは心もとないですが、この先 桑の葉需要も高まるようであれば桑の木の栽培も再注目されるのではないでしょうか。
主に愛知県豊田市を中心に活動されているNPO法人マルベリークラブ中部 様では休耕田畑での桑栽培や桑利用を推進する事業(あと、もちろんカイコ紹介も)を展開されています。
当会でも今後の活動の在り方の見本として参考にさせていただいております。
マルベリークラブ中部 ブログ http://mulberryc.exblog.jp/

 
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