2016.08.20〜08.31 扶桑町図書館 扶桑町とカイコ展
図書館イベント「カイコふれあいたいけん教室」（8/28実施）の開催に先行し、同じ２階フロアの壁面展示スペースをお借りしてパネル展示を行なうこととなりました。
それまでは"イベント"と言えば実演スタイルばかりが意識にありましたが、ふれあいたいけん教室の打ち合わせの際に図書館館長様から「よかったらパネル展示も一緒に」とご提案いただき、久しぶり（ふそう町民まつり以来）の取り組みとなりました。
当時の資料（扶桑の養蚕エピソードなど）をリメイクし、新たに書き下ろしたパネルを追加して一面に展示しています。
複数日程にわたる常設（無人）型の展示は初めての経験です。
観覧者の方と同じタイミングに居合わせる機会はあまり多く得られませんでしたが、ふれあいイベント当日には相乗効果もあって来場者の方が行き帰りに目を止めていかれる中で"余韻"のお話もできました。
新たな気付きも。「扶桑町」と「カイコ」という２大テーマのうち、「カイコ」に関するネタについては会の活動を通じて日々着実に蓄積されていっています。
一方、「扶桑町」を語る上ではどうしても過去の養蚕エピソードに頼らざるを得ず、依然として発掘途上にあって相対的にボリューム不足の感が否めません。
養蚕最盛期の様子を示す製糸工場の工員募集ポスター。これは高雄小学校所蔵品をお借りしています。こんな目玉商品が今以上にたくさんほしいところです。
当会の認知度が高まり、「うちにもこんなものがあるよ」「こんな話知ってる？」と皆さんからの情報が多く寄せられるようになるのを心待ちにしております。