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2017.05.20 扶桑の福祉を考える会あんばよう 思い出わくわくサロン

4月中は思っていたほど気温が上がらず、カイコの成長も遅れ気味でやきもきしていました。
今回は本年度の初出展。同じ扶桑町内で、古民家を活用してご年配向けの地域回想法サロンを開いておられる「扶桑の福祉を考える会あんばよう」さんが主催する「思い出わくわくサロン」へのゲスト参加です。

思い出わくわくサロン

こちらが会場となっている古民家。主催者さんのご生家ですが、実は元々養蚕も営まれていた家屋なんだそうです。
(正面奥の建物の2階に昔の飼育場がありました)
そういった歴史のある場所にお呼びいただけたことになんとなくご縁を感じます。

サロンの内容は大きく分けて二部構成で、私は後半のゲストトークを担当させていただきました。
普段はお子さん向けの「カイコ教室」形式でお話しする機会が多いですが、今日はかつての養蚕経験者さんを含めたベテランの皆様を前にして少し緊張(笑)。
面白エピソードや現代の養蚕・カイコ事情を交えながら、参加者の方々の思い出トークの引き出し役を務めてまいりました。

思い出わくわくサロン

女性比率が多いこともあり、「カイコふれあい体験」の反応はどうかなー ^^; と内心ドキドキしていましたが、触れられない方も見て懐かしさを感じていただく様子は一様で、 やはり実物を持ち込んでご覧いただくだけの価値は十分有りかと感じます。
ほかには、まゆ玉人形作品や珍しい標本の展示、今回は特別に「まゆ玉マッサージ」もご体験いただき、これが予想以上に好評でした。

思い出話で脳を活性化、というのがあんばようさんも取り組む「地域回想法」のコンセプトだそうですが、なるほど実際に臨席して楽しそうなご様子を見ると効果のほどを感じます。 今回は養蚕とカイコのお話がそのお役に立てたようで何よりです。

 
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