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2018.10.20 扶桑町中央公民館 2018ふそう町民まつり

ほんの2ヶ月前の猛暑時の苦労が嘘だったかのようにめっきり肌寒くなりました。今シーズンのカイコイベントもいよいよラスト。毎年恒例のふそう町民まつりでのふれあい展示です。

2018ふそう町民まつり

当日のお天気と人出はまずます。扶桑町中央公民館会場前の様子です。
もっとも皆さんの関心はまず物販から ^^ そちらが落ち着いてから散策がてら私たちのブースへお立ち寄りいただけます。

2018ふそう町民まつり

ぷらねっと扶桑(扶桑町住民活動支援センター)に登録する他の団体さんと一緒に扶桑愛蚕会もスペースを割り当ててもらっています。
両脇は普通の活動内容展示なので、そちらを見ながら歩いているといきなり視線の端にカイコが現れてビックリされる方も多数 ^^; そこで脇に待機している私の姿に気づき、質問や感想から会話が始まります。

2018ふそう町民まつり

今年は展示内容に成虫(カイコガ)と卵を加えていたのですが、これがふれあい体験を凌ぐぐらいの好評でした。
理由はお客さんに感想を聞いて納得。一つは卵→幼虫→まゆ→成虫→卵に至るカイコの成長過程がセットで見られること。カイコの一生の成長スピードがとても早いことにも驚かれます。
もう一つの理由も意外でしたが、特に昔のご経験者も含めて当時は成虫と卵はあまり目にされていなかったからなんですね。養蚕業として扱うのは幼虫とまゆがほぼ全てでしたから。「これは珍しい」と目を細めておられたのが印象的でした。

2018ふそう町民まつり

パネル展示の中身も毎回少しずつ変えているのですが、振り返ってみるとその年の傾向が出ていたりします。
今年はおかげさまでテレビ・新聞・ラジオ(これは次回報告をお楽しみに♪)に取り上げていただけたので、その紹介内容が色濃く出ていますね。
最初は扶桑町にお住まいの皆様にカイコ・養蚕のことを振り返ってもらいたい気持ちでこの活動を始めてまいりましたが、次第に欲が出てきて、今ではメディアを通じて周辺地域やよその方にも扶桑のことを広く知ってもらいたい。その気持ちが表れてきたのかと思います。

 
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