2018.06.07 扶桑東小学校 カイコ体験授業
扶桑愛蚕会が最も力を入れている活動、それは小学校向けカイコ体験授業です。いずれはこの地を離れ、遠い土地で活躍されるかもしれない皆さんに扶桑での想い出を一つでも多く持っていっていただきたい、そんな思いで取り組んでいます。
今年のトップバッターは扶桑東小学校。思えば当会の記念すべきカイコイベント第一号もこちらでした。毎年機会をつくっていただきありがとうございます。
教室へ入ろうとする際に早くも異変が。歓声がひときわ大きい中で既に泣き出している女の子の姿がありました ^^;
苦手な子には本当に申し訳ないテーマなんですが、これまで扶桑の小学生にはほぼ皆笑顔で迎えていただいていたので、こちらもすっかり気を緩めておりました。緊張を解きほぐすトークもいくつか用意しておかないといけませんね。
授業内容は「カイコの生態」「ふれあい体験」「扶桑の養蚕の歴史」「糸取り実演」といつも通り進みます。
特に今年は最後の質問コーナーがヒートアップ♪ 「しっぽは何のためにあるんですか?」など多数寄せられましたが、時間が無くて全部聞いてあげられなくてごめんなさい。クイズなども交えて面白ポイントはいろいろ紹介しているつもりですが、まだまだ小学生の好奇心の奥深さには勝てません。
この日の授業に出演してくれたカイコは、各クラスに少しずつ分けてプレゼント。エサやり体験やまゆづくり観察を引き続き楽しんでもらいます。興奮冷めやらないお子さんたちは、さっそく恒例の「校内の桑の木探し」に飛び出していきました。