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2019.06.10 扶桑東小学校 カイコ体験授業

今年度は身の回りが慌ただしいこともあって、なかなかカイコ活動が進められずにおりました。ようやくスタートです。

今年もトップバッターは扶桑東小学校3年生の皆さんです。毎度ありがとうございます。今回で4回目となりますが、最初の授業を受けていただいたお子さんたちは既に6年生になるんですね。この先、中学高校へ進んでも地元扶桑のカイコのことを忘れずに巣立っていっていただきたいと思っています。

扶桑東小学校 カイコ体験授業

小学校授業はいつもの通り大盛況です。この活動を始めた頃は「怖くて泣かれたらどうしよう」などという心配もしたものですが、今では教室に入ったときの子供たちの目の輝きを見ると安心します。

扶桑東小学校 カイコ体験授業

皆でケースの中のカイコをのぞき込んでいる様子。もはや机(グループ)は関係なく、隣やあちこちのも見比べたりして会話を弾ませています。
最初はおっかなびっくりで顔を見合わせていますが、一人が慣れ始めると次々に手を出す姿は見ていて微笑ましいです。

扶桑東小学校 カイコ体験授業

児童もさることながら、最近は先生方も非常に熱心です。授業に先立って、別の日に先生向けの説明会も行っているのですが、質問の内容も細かく的を射ており、授業の中で話すとき以上に盛り上がることもあります。
その成果は本番の授業の中で。私の手が回らなくてもお子さんたちの質問には先生がきちんと答えてくれています。

扶桑東小学校 カイコ体験授業

授業終了後は恒例のカイコをプレゼント。校庭にある桑の葉を取りにいってまゆになるまで皆さんで数日間のお世話をします。と、ここまでだといつも通りなんですが、今年は新たな取り組みが。
今回はまゆの状態で殺処理(留め置くこと)をせず、そのまま成虫羽化・産卵の観察に挑戦してみるそうです。うまくいくといいですね。カイコのいろんな姿をぜひ記憶にとどめてください。

 
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